なべさん:学生時代から映画が大好きで年間100本ほど観ていた時も。映画に育ててもらいました。

是枝監督の「怪物」、、、、、、、映画自体が「怪物」でした。
ストーリーに翻弄され、見終えた時のずっしりと重い感覚、すごかったです。
シングルマザーの母が、子どもが体罰を受けていると訴えるところから話しは展開していく。
視点が変わるたびに、何が本当なのか、どれも本当なのか、事実はどこにあり、救いはどこに求めたらいいのか。
現代社会の闇が絡み合い、皆が翻弄され苦しい思いをする。
その中で、子どもたちはどう成長していくのだろうか。
自分自身も親として、今の社会で子どもたちにどんな風に育って欲しいのか、力を身につけて欲しいのか、本人たちはどう感じているのか、日々悩んでいる。
今までの既成概念、しがらみに嫌気が差している。
本質を見れば見るほど、辛くなってくる現代を何とか変えたいと、、、、、、、
是非、色んな方に見て欲しい、考えて欲しいと願う作品ではあるが、思春期の子どもたちが観たらどう感じるのだろう、ちょっと怖い感じがする作品。
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