これからの高齢社会を支えていける地域にしたい。
なぜ、そんなことを考えているか?
人手不足!!!です。
人口統計の今後の予測は、100年後には6000万人ほどに。
※異次元の少子化対策をしても人口減少がなだらかになるが、変わることはない。
介護の人手不足は、もうずっと続いている。さらに厳しくなっている。
近所を見ても、高齢者世帯がほとんど。
空き家も増えてきている。
この状況をどうするのか?
介護保険制度の財政はひっ迫しており、制度の維持のために負担を増やすか、対象者を減らすことを考えているような状況。
国の今後をどうしていくのか、抜本的な見直し、改革をするくらいでないと改善されるとは思えない。
今の政治にその覚悟は見受けられない。
大企業は国の方針に合わせて、賃金を上げ、採用を増やし始めている。
それについていける業界・業種はいいが、そうでないところはどうするのか。
物価は上がり、格差は広がる。
介護業界が改善するとはやはり思えない。
介護報酬という国が決めた金額以上の収入は得ることが難しいので。
人件費を上げられない。賃金は上げられない。
人材不足は改善されず、介護サービスは不足する。
介護サービス不足 ⇒ 家族介護 ⇒ 介護離職 ⇒ 多様な業界で人手不足 ⇒ 更なる物価上昇
⇒ IoT・ICT・AI化などでどこまで対応できるか?
※それができない業界はどうなるのか?
などと連想してしまう。介護不足により、介護難民が出始めないか。。。。。。。
なら、今できることは何だろう?
私が住んでいる荒川区は、下町で地域の繋がりもあったところ。
23区で2番目に小さい区、自転車で回れる。
その地域の繋がりをコロナ前、もっと前の「向こう三軒両隣り」の関係を!
地域で支え合う仕組みつくり、声を掛け合う仕組みつくりを。
以前は、新聞配達やヤクルトおばさんが担っていたが、今はそれもなくなってきている。
民生委員も成り手が不足して空白地域も、包括支援センターも役割や責任が増えてきており、そこまで見切れない。
そんな未来といっても、数年先が見えてくる。
まずは、自分の住んでいる地域からそんな仕組みを作りたい。
そんな想いで地域活動を行なっている。
それが「下町花フェス」「おひさま根っこワークプロジェクト」「ソラのマルシェ」「おから活用グランプリ」など。
介護のことを介護業界で留めておいてはいけない。
介護だけでなく、福祉関係はそうなりがちな気がしている。
数年後に、地域で声を掛け合い、子どもが近所のお年寄りの家に上がり込む。
近所の共働きの親が、そのお年寄りの買い物やごみ捨てをして、子どもを迎えに行く。
時には一緒に夕飯を食べる。
そんな光景がみられたらステキだなぁと夢を見ながら。
地域活動をしていく。
Comments