
居宅介護支援専門員(ケアマネジャー、略して「ケアマネ」とします)は、何をしているのでしょうか?
ケアマネは、いくつもの役割を行うことができます。
①要介護者の担当となり、ケアプランの立案や介護サービスの調整など
②地域包括支援センターから依託を受けて、要支援者のケアプランの作成や介護サービスの調整など
③介護認定調査
など、介護保険制度の要となる役割を担っています。
ケアマネなくして、介護保険制度は成り立ちません。と言っても過言ではないかと。
そのケアマネが不足してきています。
不足することで何が起きてしまうか?また起きてきているか?
・介護認定の申請を行ってから、結果がでるまでに時間が掛かる。
現実的に1~数か月掛かっています。
※自治体には寄りますが、以前より時間が掛かってきています。
・要支援のケアプランを依頼できなくなってきている。
地域包括支援センターもまた役割を沢山になっています。
要支援となった方のケアプランは、ケアマネに依頼したいのが現実です。
しかし、それを依頼できるケアマネが不足してきています。
地域包括支援センターの業務を圧迫してきています。
・要介護認定を受けた方の担当をするケアマネが選びにくくなってきている。
介護保険サービスを活用する上で、ケアマネはとても重要です。
以前も書いたかもしれませんが、医療的な管理が必要な方は、医療系のケアマネ、在宅で生活を続けたい方は在宅系のケアマネ、施設への入所を検討している方は、施設に併設しているケアマネと、それぞれ得意分野があります。
ケアマネ不足を今後、どうしていくのかが問題になってきています。
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