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コラム「義母のベルさん」vol.7

※親族の許可を得て、実際の状況を基に書いていきます。


コロナで入院して、治療の為、拘束をされていたので、退院した時にはほぼ寝たきりに。

 ※病院の方はとても親切でした。退院時もきれいになっており、説明もしっかりとしてくれました。

  入院すると治療が優先となり、拘束はやむを得ない。

  コロナで大変な中、受け入れてくれたことを感謝しています


入っていたグループホームは階段があり、戻ることは難しく、その他にもいろいろとあり、退所して、自宅にとりあえず引き取ることにしました。


一階に畳のスペースがあったので、そこで介護をして、横に奥さんが寝て、夜も介護をしていました。


私にとっては、初めての在宅介護でした。

24時間介護をする。そのことを実感することになりました。


ケアマネは知り合いの頼りになる方にお願いできたので助かりました。

 ※ケアマネさん選びはとても大切なポイントです。


コロナ禍でなかなか受け入れてくれるところがない中、一つのデイサービスが、認知症で対応が難しいベルさんを受け入れてくれました。

(コロナにもなったので、警戒されるところが多かったです。仕方ないですが。)

ありがたかったです。

子どもたちも本当に協力してくれて、すごく助かった。

 ※人手があるというのは、本当に助かります。

  子どもたちは、認知症のベルさんと関わるのも楽しんでくれていました。


 ※この頃は、コロナ禍でいつもとは違う状況でした。

  皆が慎重になり、いつものような介護サービスが組み立てにくい。


本人に食欲があったので、日に日に元気になってきました。

(今までの経験上、食欲がある方は元気。)


元気になるのは嬉しいことだが、それだけ転倒リスクが高まり、目が離せなくなってきた。

 

手引き歩行で、トイレに行けるまで元気になってきた。


※介護の仕事をしてきて、難しいのは転倒リスクがある方。

  家族によっては、リハビリを望まない方もいます。

  元気になると、転倒して怪我に繋がることを考えて。

  よく葛藤することです。

  元気になってありたいけど、それが一概にいいとも言えない。

  人手があれば、いいんでしょうが。。。。。。


(つづく)

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