※実際のケースを基に書いています。個人情報を守る為、加工しています。
一人暮らしの高齢者が増えています。
その方を狙って、詐欺などが増えています。
残念ながら、私が関わった時は、すでに何度か詐欺に遭っていました。
※一度、詐欺に遭うと、何度も狙われやすいと言われています。
それは詐欺を行う人たちの間で、そのような方のリストが回っているとのこと。
この方は、一軒家に住んでいる高齢者。
夫が急に亡くなり、さみしさを抱えているところに詐欺に狙われてしまったようです。
※近隣には、多少知り合いはいても、そこまで毎日の付き合いがあるような方はいませんでした。
※お子さんはおらず、親類も近くにはいませんでした。
とても人のいい方で、他人を悪く言わない。
認知症も少しあるようで、他人をも受け入れてしまっていました。
(知り合いかどうかの判断がつかない感じでした)
詐欺に遭っても、詐欺に遭ったとは思っていない。
とってもいい人だったのよ、、、、、、と 涙
(その当時は、現金を持っており、それを渡してしまっていました。
領収証などもなく、詐欺に遭ったことを証明するものはありませんでした。)
このような犯罪者に狙われている方をどう守るか。
本人に自覚がない方をどう守るか。
【考えられる対策】
・現金は、必要なぶんだけに。(高齢者はタンス預金を大切にしている方がいます)
・ドアは開けない。ドアに貼り紙などをする。
(認知症の方は、その時説明しても忘れてしまいます。その方の行動する場所に貼り紙を。)
・監視カメラをつける。予防対策をしていることを示す為。
・不定期で訪問する。
(定期的な訪問だとその日を避けて狙われます。ヘルパーは何曜日の何時など決まっているので)
・成年後見人をつける。※認知症で判断力が低下しているのであれば、金銭管理を専門家に任せる。
※高額のものを買ったときに、返品することができます。
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