高齢社会が進んでいく。
それだけではなく、超少子化と人口減少も一緒に起こることが問題。
それにより、要介護者が増えるが介護者が不足する。
⇒介護難民
高齢者への見守りができにくくなる。
⇒孤立、孤独死、認知症による行方不明者が増える。
今、国が取っている対策は、地域包括支援センターなどに丸投げ的に高齢者の把握、見守りお役割と責任を負わせようとしている。
介護保険制度により、介護を社会全体で支えると言っていたが、財政難から利用料などの引き上げや対象者を外すという事が検討されている。
※介護保険制度は、40歳以上の人から介護保険料を徴収して、半分は公費から負担をして成り立たせている。
その状況が行き詰っているのが現状です。
というのが、私の現状認識です。
その上で、更に何が起きるか。
①介護難民、介護サービスの不足から、家族が介護をするようになる。
⇒更なる働く人が不足する。:機械化が技術的、予算的にできれば良いが、そうでなければ人手不
足による倒産などが起きてしまう。生産活動の空洞化、経済活動の停滞。
働けなくなることで、収入の格差が生じる。:貧困問題、ネグレクト、引きこもりなどの問題。
②孤立化、孤独死が増える。
⇒自ら選んでの孤独が悪いとは思っていないが、誰からも気づかれず、亡くなってから数か月経っ
てから発見される。身体的な不自由や認知症状の出現によって、買い物に行けず、誰にも気づか
れずに孤独死に至るなど、望まない孤立が起きてしまう。
③認知症による行方不明者の増加。
⇒近所付き合いなどが希薄化し、認知症状により、帰宅ができなくなり、行方不明になるケースが
増える。
高齢者の一人暮らしだと、親族からも行方不明となっていることに気づくのが遅れ、見つけるの
が困難に。
④高齢者への犯罪の増加。
⇒高齢者世帯や一人暮らしの高齢者が、犯罪のターゲットとなっているが、より目が届かなくな
り、事件が増える。治安の悪化。
このような事が想定される。
ただ、今から対策がとれない訳ではない。
それは、また別で記載します。
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